リゼロExは、本編のアナザーストーリーを描いてる作品になります。

クルシュの過去を描いたEx1。

ヴィルヘルムの過去を描いた、Ex2の2冊が出版されています。

そしてどちらのストーリーにも、「不死王の秘蹟」という秘術が登場してくるので、今後のストーリーに影響してくるでしょう。

そもそも、不死王の秘蹟とはなんなのか？

ということです。

この不死王の秘蹟を使うことができれば、テレシアを蘇らせることも可能になるはずです。

これならヴィルヘルムの傷口が開いた理由も納得がいきます。

ヴィルヘルムには、テレシアという妻がいました。

テレシアはかつて、剣聖として亜人戦争を終結に導いた立役者です。

剣聖の加護の他にも、生まれ持っての加護「死神の加護」も宿していた剣術の天才でした。

死神の加護とは、テレシアに負わされた傷は、決して癒えることがない絶殺の力。

しかも傷を受けた人は、テレシアが近くにいるほど加護の力が増すという、トンデモナイ能力です。

そんなテレシアは、白鯨討伐時に命を落とします。

しかし、ヴィルヘルムがかつて受けたテレシアからの刀傷が悪化しました。

このことから、テレシアが近くにいるのではないか？と疑うようなシーンがあった9巻でした。

更に、5章で王選候補者が集まる場で、大罪司教たちに襲われます。

その敵の中に、死んだはずのテレシアがいたのです。

死んだはずのテレシアが、生き返っていたことになります。

このことからテレシアは、何者かが不死王の秘蹟の能力で生き返えらせたのではないかと、思われます。

このとき、テレシアとヴィルヘルムが対峙しますが、とどめを刺すことができませんでした。

まずフェリスなんですが、アーガイル家の長男として生まれました。

そこで虐待を受けていたフェリスをクルシュが救出し、カルステン家に引き取られるのです。

そんなアーガイル家に伝わる魔書があります。

それが不死王の秘蹟の術書です。

そして、フェリスが不死王の秘蹟を使っていると思われる場面があります。

それが

この場面になります。

そして、この不死王の秘蹟の術書は、フェリスの父であるビーン・アーガイルが所持していました。

しかし、ヴァルキア帝国のスパイであるマイルズが術書を書き写しているのです。

そのため現在、不死王の秘蹟を使用できる人物は

となります。

このことからも、不死王の秘蹟とアーガイル家は、深い関係にあると言えるでしょう。